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開拓精神を忘れない!
「過疎という病気にかかったらあかんな!」
唯 一行(音楽家・前殿川自治会役員)
殿川は、2017年に開村70周年を迎えます。
いわゆる「開拓村」で、外地から引き揚げた人や国内で疎開していた人が入植しました。そうした入植第1世代の人々が持っていた自主自立や開拓の精神は、今でも地域に受け継がれています。
過疎高齢化が進み、ピーク時で40軒100人いた住民は10軒11名になりましたが、「日本の先進地!」を合い言葉に生活しています。
【写真左】
殿川の神社を造営し、神様を勧請(かんじょう)した時か、秋祭りの時の様子と思われます。
【写真右】
トマト畑の様子。今は見られない光景。ケチャップメーカーに出荷していたこともあるそうです。
【写真左】
我が家に植えられていたモモの木、実には袋がけしてあります。4月にはピンク色のきれいな花が咲いていました。
かつては、モモやナシ、リンゴ、スイカなどが盛んに栽培されていたそうで、リンゴは県下でも有名だったそうです。
【写真右】
山椒。6月になると実をつけ、収穫されます。漢方薬の原料になります。
2012年から殿川小水力発電研究会がピコ発電に取り組んでいます。
暗い夜道を照らすため、あるいは充電して公民館のバックアップ電源として停電時に使うものです。
2014年には、年間300人の視察をいただきました。そうした取り組みは「過疎地の未来を照らす」として、ならコープよりLED照明の寄贈をいただく栄誉をうけました。
2016年11月には、「あしたのまち・暮らしづくり活動賞」主催者賞を受賞しました。
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